ART WORK: MEJUNJE

もっと自然に、もっと人に近くなる家|手塚貴晴+由比(建築家)

将来、テクノロジーが進歩していくと、昭和の日本にあったような懐かしい、人間らしい生活が取り戻せるのではないかと思っています。
1960年代は古き良き時代といわれていますが、窓の外は光化学スモッグや排気ガスがひどくて、とても窓を開けられたもんじゃなかった。しかし、いまは電気自動車が開発されたように、技術が進歩している。外の空気がキレイになれば、みんなが窓を開けるようになり、空調が要らなくなる。外が快適だと自転車に乗るようになったり、木々に親しむようになる…
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 ART WORK: MEJUNJE

自分の「いま」に敏感になること|高橋盾(ファッションデザイナー)

先のことなんて考えられないんですよ。未来のビジョンとか計画なんて、一度も立てたことありません。
アンダーカバーはTシャツからはじまって、東コレやパリコレのショウに出るようになった。インパクトが強い服をつくったり、ショウで人を驚かせることはおもしろかったし称賛も受けたんだけど、ふと「この服は自分たちが普段着られないのでは」と思った。それでショウを辞めて、もっと自由に自分たちが着れる服をつくろうと…
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 ART WORK: MEJUNJE

未来のために豊かな「心」を|長谷川眞理子(行動生態学者)

「未来は、動物も植物も、いまある種類の25%ぐらいが絶滅します」。
ちょっと厳しいかもしれませんが、これは国連で発表された生態系の未来像の一部です。人間がどんなに努力しても、50~100年ほどでこのような未来が実現してしまうでしょう…
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宇宙はさらに広く身近な存在に|阪本成一(JAXA 宇宙科学研究所教授)

宇宙とひと言でいってもいろいろあります。宇宙観測、宇宙移住、宇宙旅行にわけて未来の話をしましょう。
まずは、宇宙観測について。宇宙から届くメッセージをすべて受け取って詳しく解析できれば、宇宙の成り立ちがわかるかもしれない。でも、それを受け止めるための望遠鏡の性能にはまだ限りがあります…
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多様な価値観の成熟した未来|いとうせいこう(文筆家・ラッパー)

人類は20世紀に急激に年をとった。わずか数十年で思春期から青年期を駆け抜け、いまはどうやって熟年期を迎えるかを探っている時代。老いを悲劇と見れば暗い気分になるけど、むしろ分別のある暮らしをする「成熟したカッコいい大人」になるのが、人類の未来なんだと僕は考えたい…
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DRAW YOUR FUTURE みらいをかこう!

みんなの想像は、未来をつくる源。『mamomoth』21号に収録されている「みらいをかこう!」のページには、真っ白なフレームが並んでいて、子どもたちといっしょに未来の絵を描けるようになっています。こちらに印刷用のページを用意しましたので、ご家庭や学校で、服や家、乗り物、食べ物、学校など、ひとつひとつ想像しながら描いてみましょう
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