
未来のために豊かな「心」を|長谷川眞理子(行動生態学者)
「未来は、動物も植物も、いまある種類の25%ぐらいが絶滅します」。
ちょっと厳しいかもしれませんが、これは国連で発表された生態系の未来像の一部です。人間がどんなに努力しても、50~100年ほどでこのような未来が実現してしまうでしょう…

ワタナベマキさんの「サルビア給食室の園児のお弁当」展
作る人も食べる人も楽しくなる、お弁当のアイデアがつまっています。料理研究家 ワタナベマキさんによる新著「サルビア給食室の園児のお弁当」(文化出版局)の発売を記念した企画展が、CLASKA Gallery & Shop “DO” たまプラーザ店で行われます。愛用するお料理道具の展示をはじめ、お弁当箱、果実酒やピクルスなど手作りの瓶詰や…

安野光雅の絵本展|板橋区立美術館
『旅の絵本』シリーズなど、絵本、絵画、エッセイなど幅広い分野で活躍を続ける安野光雅さん。その40年以上におよぶ絵本作家としての仕事を紹介する展覧会が、2月25日より板橋区立美術館で開催されます。鮮烈なデビュー作となった『ふしぎなえ』(1968年)をはじめ、近作『絵本 三國志』(2008年)までの代表的な絵本の原画を一堂に展示します…

宇宙はさらに広く身近な存在に|阪本成一(JAXA 宇宙科学研究所教授)
宇宙とひと言でいってもいろいろあります。宇宙観測、宇宙移住、宇宙旅行にわけて未来の話をしましょう。
まずは、宇宙観測について。宇宙から届くメッセージをすべて受け取って詳しく解析できれば、宇宙の成り立ちがわかるかもしれない。でも、それを受け止めるための望遠鏡の性能にはまだ限りがあります…

多様な価値観の成熟した未来|いとうせいこう(文筆家・ラッパー)
人類は20世紀に急激に年をとった。わずか数十年で思春期から青年期を駆け抜け、いまはどうやって熟年期を迎えるかを探っている時代。老いを悲劇と見れば暗い気分になるけど、むしろ分別のある暮らしをする「成熟したカッコいい大人」になるのが、人類の未来なんだと僕は考えたい…

ティダノワ祭、3月11日沖縄で開催!
2012年3月11日、沖縄県名護市にて開催される「ティダノワ祭」。ライブコンサート、手作り市、シンポジウム、自然エネルギーワークショプなどを通して、子どもたちの健やかな成長を願い、島の恵みに感謝するお祭りです。ティダノワは、原発事故を機に沖縄へと移住したUAさん、根本きこさんたちが中心に立ち上げた団体で、放射能から身を守ることや食の安全について学ぶための勉強会やイベントを企画しています…