日本を知るきっかけづくり第7回 箒|URBAN RESEARCH DOORS #007

アーバンリサーチドアーズが紹介するのは、長く大事に使いたい日本のいいものと、それをつくる人たち。第7回目は、神奈川県中津で箒の博物館の運営や箒の製造を手がける「まちづくり山上」の柳川直子さん。現代の暮らしに合わせた箒の新しい使いかたを教えていただきます。
自然に寄り添い育てた材料で、職人が心を込めて手作業でつくる。箒は、ただの日用雑貨ではなく、歴史や職人の技を感じることができる文化そのもの。床を掃くだけではない、別の用途にも箒を使ってみましょう。
柳川直子
神奈川県生まれ。箒の製造・販売を行う箒問屋の娘として育つ。2003 年、箒を現代の暮らしにあったかたちで復興するために、株式会社まちづくり山上を設立。同時期に、中津箒の歴史や国内外の箒を展示する博物館「市民蔵常右衛門」を開館し、若手職人の育成や箒の原料であるホウキモロコシの栽培など、中津箒の継承に取り組んでいる。
URBAN RESEARCH DOORS
新しい価値観へのトビラを開く“きっかけ”に出会えるお店
使うたび、つくり手の思いが感じられるていねいな仕事。時代を超えて愛され、長く使えるデザイン。アーバンリサーチドアーズは、そんな価値あるものたちに込められた思いを大切に伝えるお店です。「着る・食べる・住む」という日々の暮らしを、豊かにここちよく。今ある自分たちの生活を見つめながら“あなたらしい”スタイルを探しにきてください。
urdoors-furniture.com