【ワークシート】NPO もあなキッズ自然楽校 関山隆一|KEEN #003

KEENは、アメリカのフットウェアブランド。「より良い環境・より良い社会」を次世代に継承していくため、環境保護活動や社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。ここでは、社会貢献活動をしている方にお話をうかがいします。第1回目はNPOもあなキッズ自然楽校の関山隆一さんです。


NPO もあなキッズ自然楽校 関山隆一|KEEN #003
https://www.mammothschool.com/wp-content/uploads/2018/03/keen_003.pdf
Q:どのような活動をしていますか?
A:北欧発祥の「森のようちえん」というスタイルで、0〜5歳の子どもたちが通う保育園や小学生に向けた学童保育を運営しています。身近にある豊かな自然に日常的にふれながら、子どもが子どもらしく過ごすことができる環境づくり、また地域づくりに取り組んでいます。
Q:活動をはじめたきっかけは何ですか?
A:自分がもっているアウトドアスキルを地域の子どもたちに伝えたいと思い、親子向けのアウトドアプログラムを始めました。その後、キャンプなどの限られた非日常ではなく、日常的に自然体験ができることの大切さを実感し、子どもたちの成長を継続的にみたいと考え、保育園をつくりました。
Q:社会貢献だと思うことはありますか?
A:子どもたちが外に出ていろんな人と出会うことで、人間関係が広がっていきます。たとえば、子どもたちと商店街を歩いていると、おじいちゃんやおばあちゃんがわざわざ通りまで出てきて、声をかけてくれる。子どもたちの存在が地域を元気にしていると思います。開園した当時よりも、大人の方に変化があり、とても協力的になっているように感じます。
Q:やりがいを教えてください。
A:子どもたちと関わることはすばらしい。自分が好きなことをやっているだけなのに、子どもや保護者のみなさんから「ありがとう」と感謝される。こんな仕事はなかなかないですね。そして、子どもたちを支援していると同時に、子どもたちから大人が支援されているのだと思います。おたがいに人間として豊かになっていきますね。
関山隆一
1971年、神奈川県生まれ。ニュージーランド国立公園の現地ガイドとして働く。帰国後アウトドア事業を立ち上げ、2007年にNPOもあなキッズ自然楽校を設立。森のようちえんや自然体験活動を通して、長期的な子育て支援環境を確立し、地域に根差した活動を実践している。 moanakids.org
KEEN
屋根のない場所すべてを楽しむためのシューズ
米国オレゴン州ポートランドに本拠を置き、屋根のない場所すべてをKEENと共に楽しむ場所と定義し、その多彩なアウトドアを楽しむ方たちに向けた革新的なフットウェアを展開しています。地球のすべての場所を、その場所を見つけた時よりも美しくして去ることをモットーにしているKEENは、「社会への還元」「市民活動支援」「環境負荷の低減」の3つのテーマを『キーン・エフェクト』と総称し、環境保護・社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。 global.keenfootwear.com