ミヒャエル・エンデが教えてくれたこと

名作『モモ』刊行40周年を記念し、ドイツ人作家 ミヒャエル・エンデを紹介した本『ミヒャエル・エンデが教えてくれたこと 時間・お金・ファンタジー』が、新潮社とんぼの本より刊行されました。豊富な写真、詳細なバイオグラフィ、作品ガイド、 貴重な自筆画も収録したヴィジュアルたっぷりの入門書です。
人間から時間を盗む「時間どろぼう」に盗まれた街の人々の時間を取り戻すため、不思議な少女が活躍する『モモ』、いじめられっ子の少年が本の中の世界へ入り込み、大冒険を繰り広げる『はてしない物語』。その作品世界が持つ深いテーマは、「時間」や「お金」など、エンデ自身の社会に対する鋭い洞察と思索から生まれたものでした。今、ますます輝きを増すエンデが残したメッセージとその知られざる生涯とは。池内紀(ドイツ文学者、エッセイスト)、小林エリカ(作家、マンガ家)、子安美知子(ドイツ文学者)ほか、多彩なコラム、エッセイ執筆陣が、子供にも大人にも訴えるエンデの作品世界への扉を開きます。
『ミヒャエル・エンデが教えてくれたこと 時間・お金・ファンタジー』
池内紀/小林エリカ/子安美知子 ほか 著
2013年11月29日発売 新潮社 定価1600円(税別)
http://www.shinchosha.co.jp/book/602250/