スズメを観察して描こう!|KIDS × ARTIST vol.18 スズメ社鳥

鳥をテーマにした工作ワークショップや観察会、商品企画をしながら、鳥をもっと身近に感じてもらうべく活動をしているスズメ社鳥。今回は、日本で暮らす私たちにとって、いちばん身近な鳥であるスズメについて教えてもらいます。

はじめにスズメの剥製で、顔や体がどんな色や形をしているかをじっくり観察。次に、スズメの生態を撮影した映像を見ます。そして、画用紙にスズメの絵を描いていきます。

「小さな頃から鳥が好きでした。あるときから、鳥の研究者になりたいというよりも、研究者が調べてまとめたことを、よりわかりやすく多くの人に伝えたいと考えるようになりました。

今日は家から翼が動く剥製と、ヒナや砂浴びなど間近で撮影した映像を持ってきました。スズメの生態がこんなにおもしろいんだということを伝えたかったのですが、子どもたちがしっかり話を聞いて、剥製も没頭して観ていたので嬉しかったです。大人向けのワークショップだと、ある程度想像していた出来栄えになることが多いのですが、子どもたちは、同じものを見てもひとりひとりがまったく違うところに興味を持っていて、仕上がりも全然違う。ワークショップをするとき、こうやって描いたらよりスズメらしくなるよってアドバイスをすることもありますが、今日は自分の目で観察して自分らしいスズメを描けたのがよかったですね。みんなの熱中ぶりを見ていて、このあと街に出たらきっとスズメを探してくれるんじゃないかと思いました。

私は目だけに頼らず、耳をすませて鳥のさえずりを聞き、彼らの暮らしぶりを想像する「バード・チューニング」という活動もやっています。スズメのような野生の鳥たちは、自分の思い通りにはならないし、必ず見つけられるわけでもありません。でもどんな街中にも、鳥は暮らしていて、姿は見えなくてもその存在を感じることはできます。鳥を入り口にして、昆虫や植物、自然現象に興味を持ったり、自分のまわりにある不思議をたくさん見つけたりしてほしいですね」

最後は、紙粘土でできたスズメのフィギュアに絵の具で色をつけ、できあがったスズメに愛称をつけました。それぞれ相棒のスズメを肩に乗せ、5人と5羽での集合写真になりました。

mammoth [マンモス] No.38 BIRD Issue

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