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歩く恐竜に出会えるライブ「DINO-A-LIVE」

もし恐竜が現代によみがえったら? 「DINO-A-LIVE(ディノアライブ)」は、まるで生きているかのような恐竜に出会える、恐竜体験ライブ。観客の目の前を自由に歩き回り、暴れたり、ときには噛みついたり…。ライブの主役は、オリジナルで開発された世界唯一の自立二足歩行恐竜スーツ、いわば特殊な着ぐるみ。観客を睨みつけるかのようなリアルな表情は、中に人が入っているということを忘れさせてしまいます。恐竜を開発しライブの企画運営を行っている、ON-ART 代表の金丸賀也さんにお話を伺いました。
「歩く恐竜を作ろうと思ったのは、10年ほど前にある恐竜展を見学したときに、映像やロボットの展示だけでなく、自由に動き回る恐竜があったらいいのに…と思ったのがきっかけでした。恐竜はやはり自由に歩いて暴れ回ってほしい。そんな恐竜がどこにもないなら、自分たちで作ろうと思い、試行錯誤を繰り返しました」
初舞台は、2007年に名古屋で開催された恐竜博への出演。その後もリアルさを追求しながら恐竜をシリーズ化し、2011年には「DINO-A-LIVE(ディノアライブ)」としてスタートしました。恐竜博や企業イベント、デパートやショッピングモールなど全国各地で興行し、オリジナルの恐竜たちが、模型やロボットでは成し得なかったリアルで予測不能な動きで観客を沸かせます。
「ライブでは、仮想体験を通して自然や生き物に興味を持ってもらうことをひとつのコンセプトにしています。だから、ただ学ぶだけではなく、ドキドキわくわく楽しみながら学べるように、エンターテイメントショーとして構成されています。楽しみながら学んだことは、子どもにとっても忘れることのない体験になりますから」
子どもの頃の金丸さんは、特に恐竜好きだったというわけではなかったそうです。
「絵を描くことやものを作ること、野山で遊ぶのが大好きな子どもでした。特に恐竜が恐竜ということはなく、どちらかというと飛行機や船などを描いたり作ったりする事が好きでした。今でも私は恐竜を研究することより、リアルな恐竜を作って動かすことが好きなんだと思います」
生きているかのような恐竜と出会い、身近に感じることで、生きものや地球に興味を持つきっかけになってほしい。そして、それぞれの好きなことを追求していってほしい。そんな想いが恐竜ライブには込められています。金丸さんが次にチャレンジしたいことは、恐竜をテーマにしたミニテーマパークを作ることだそうです。
「一度に20〜30頭の恐竜が登場するような、エデュテーメントミニテーマパークを作ることが私たちの夢です。まるで映画の世界にまぎれこんだかのような恐竜体験ができ、子どもだけでなく大人も興奮し泣けるような体験を提供したい。そうすることで、恐竜を通して生きものの面白さ、地球の不思議さをより体感してもらえるのではと思っています」
「DINO-A-LIVE」は、北海道帯広市の藤丸百貨店にて、1月14日(火)まで開催されています。全長4.5mの恐竜「ラプトル」が観客を驚かせ楽しませてくれます。歩く恐竜を見ることのできる貴重なチャンス、お近くの方はぜひ訪れてみてください。
DINO-A-LIVE in 藤丸
会場:藤丸百貨店 7階(北海道帯広市西2条南8-1)
開催時間: 2014年1月2日(木) ~1月14日(火) 1日7回ステージ
入場料:大人(高校生以上)700円、小人(小・中学生)500円、未就学児無料
詳細はこちら » http://www.fujimaru.co.jp/event/2014/dino-a-live/
DINO-A-LIVE(ディノ・ア・ライブ)の詳細はこちら。動画もあります。
http://on-art.jimdo.com/dino-a-live/
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