片桐功敦「SACRIFICE-眠る地層にささげる花」南相馬市博物館

華道家の片桐功敦さんによる特別展「SACRIFICE-眠る地層にささげる花」が、南相馬市博物館にて開催されています。地元の草花を博物館所蔵の土器や民具に生けた写真作品と、花器として使用した土器や民具などの資料合わせて約50点が展示されています。

片桐さんは2013年12月から8ヶ月間、東日本大震災と原発事故の影響が残る南相馬市を拠点に、相馬地方の各地をめぐって花を探し、取材・撮影活動をしてきました。花器とした土器等のさまざまな博物館資料は、悠久の歴史の中で積み重なってきた「地層」の中から掘り出された、いわば人々が無数の命を繋いできたものの象徴。その積み重なってきた地層の上に咲く花は、新たな命として生まれてきたもの。それらが融合し“いけばな”としてささげられた花の命は、今を生きる私たちへ、次代へ繋ぐ命の尊さを教えてくれる「Sacrifice(ささげ物、供物(くもつ))」。タイトルにはそのような意味が込められています。11/29(日)には、片桐さんと県立博物館館長の赤坂憲雄さんらを招いた記念フォーラムが市博物館で開催されます。詳しくは公式サイトにてご確認ください。

片桐功敦作品展「SACRIFICE-眠る地層にささげる花」
日時:2015年10月24日(土) -12月6日(日)
場所:南相馬市博物館(福島県南相馬市原町区牛来字出口194)
開館時間 : 9:00-16:45(最終入館は 16:00まで)
休館日:月曜日
http://www.city.minamisoma.lg.jp/index.cfm/24,html

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花をいけることは花を「生かす」こと|片桐功敦 華道家

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