ニュージーランド・リトルトンの小学校にて

ニュージーランドの南島、クライストチャーチの東にあるリトルトンという港町で、小学校を見学させてもらったことがありました。休み時間になると子どもたちは校庭へかけ出して、持ってきたおやつを食べながら友達とおしゃべり。スケートボードやクリケット、ボールや遊具などで思い思いに遊びます。当時教頭のジェロミー先生は、「この子はリリー、とってもファニーなんだ」「マークは髪がくるくるでラブリーだよね」というように、庭を歩きながらひとりひとりの生徒を紹介してくれました。「子どもたちがハッピーな気持ちでいられること。それが学校で一番大事にすることだと思っている」と、男の子のほどけた靴紐を結んであげながら話す姿が印象的でした。
リトルトン周辺を震源としたクライストチャーチの地震から、もうすぐ2年。町の建物や道路など大きな被害を受けましたが、学校には変わらず子どもたちの元気な笑顔があふれています。休み時間や授業風景など、震災前に見学した時の写真を、mammoth schoolのfacebookにアップしています。世界にはいろんな学校があり、いろんな教育があることを、マンモススクールではこれからも紹介していきたいと思っています。
Special Thanks for Lyttelton West School.


港を臨む高台に立つ小学校、リトルトン・ウェスト・スクール。開校125年をむかえます。

手作りの校舎。5才から12才まで100人余りの子どもたちが通っています。

休み時間になると、自分で持ってきたフルーツやチョコレートバーをリュックサックから出してきて自由に食べます。

授業はいくつかのグループに分かれて行われます。子どもたちの得意分野によって、先生が毎日グループを入れ替えてワークを決めています。
写真の続きはこちらから。photography: Team Yum Yum
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