華雪ワークショップ+パフォーマンス 「木」を書いて、森をつくる

展覧会や書籍の題字、ワークショップなど多方面の活躍が目ざましい書家・華雪と、詩集やアート作品などを中心に丁寧で美しい本を生み出している出版社ECRIによる、「木」という字をテーマに書と本に触れる秋のワークショップが開催されます。ECRIのコレクションから選出された絵本の数々と、華雪のレクチャーに導かれながら、思い思いの「木」の文字を書いてゆきます。自分がどんな「木」の文字を書くことになるのかを楽しみにしつつお気軽にご参加ください。また当日は、mammoth Issue #25〈Japon〉誌上のワークショップ(「木」をかいて、森をつくろう)にて子ども達が制作した「木」の書も参考作品として展示されます。
・ワークショップ『「木」を書く』
会場に用意された木にまつわるさまざまな絵本の中から好きな一冊を選び、そこからイメージした「木」の字を書きます。そして書き上がったたくさんの「木」を集めて、ひとつの森をつくります。
日時:2012年11月17日(土)
会場:原美術館 ザ・ホール
 〒140-0001 東京都品川区北品川4-7-25
主催:原美術館
企画:ECRIT
時間:午前の部11:00-12:00/午後の部13:00-14:00
参加費:600円(ご入館時に別途入館料が必要となります)
定員:各回12名(要予約)
対象:小学生以上(未就学児につきましては保護者の方の付き添いが必要となります。)
お申し込み・お問い合わせ:
原美術館 Tel: 03-3445-0669 E-mail: info@haramuseum.or.jp
01お名前 02年齢 03人数 04ご希望の時間 05ご連絡先電話番号、をお知らせ下さい。
・パフォーマンス+アフタートーク『「木」を書いて、森をつくる』
6世紀ウェールズ・ケルトの吟遊詩人タリエシンによる「木の戦い」の世界を入口に、「木」を書き、ザ・ホールの空間に“字の森”をつくります。
書かれた木々は立ち上がって森となり、そして本の中へと入っていくでしょう。アフタートークでは、ECRIT主宰須山実さんとともに詩歌「木の戦い」の世界に触れながら作品について語ります。
時間:15:00-17:00
観覧無料(時間内であれば自由に出入り頂けます・ご入館時に別途入館料が必要となります)
華雪
書家。1975年京都生まれ。1992年より個展を中心に活動を続ける。
刊行物に、写真家ホンマタカシ氏ディレクションによるプライベートプレス between the booksから「ATO 跡」(09年、between the books)、写真集やアートブックを多く手掛ける赤々舎から「書の棲処」(06年、赤々舎)、京都新聞での連載をまとめた「石の遊び」(03年、平凡 社)などがある。また、〈字を書く〉ことを軸としたワークショップを各地で行う。作家活動の他に、「コレクション 戦争×文学」(集英社)、「石原慎太郎の文学」(文藝春秋)をはじめ書籍の題字も手がける。現在東京在住
http://www.kasetsu.info
ECRIT
エクリは年に1冊から2冊のペースで、詩画集を中心に刊行を続けている編集出版所事務所です。
『空と樹と』(長田弘・文/日高理恵子・画)、『樹と言葉』(古今東西の木に関する言葉を編んだ冊子本)に続く3冊目の木の本が、今回の企画イベントに関わる『木の戦い』となります。ワークショップに用意された絵本は、エクリの木の本棚、「木林文庫」から選ばれています。
http://www.e-ecrit.com/