swissies×mammoth

レポート:足とあそぼう!ケビン・ショートさんとウォーキング

11月23日の昼下がり、子ども向けの機能シューズメーカー「スイッシーズ」とマンモスの足を使ったワークショップ「足とあそぼう!」が開催されました。第3回目となる今回は、ナチュラリストのケビン・ショートさんをお迎えし、都会で楽しむネイチャーウォーキングと工作を楽しむプログラム。雨上がりの美しい日差しが差しこむなか、3331 Art Chiyodaの校庭でプログラムがスタート。ケビンさんの楽しいお話を聞きながら、校庭に植えられた立派な楠の下で、楠の葉っぱや種を拾い、葉っぱのにおいを嗅いでみたり、種をさわってみたり…普段、気づかない自然の不思議に、子どもも大人も小さな感動です。
ここから神田明神、湯島聖堂をゆっくり散策しながら、たくさんの発見に出会う旅に出かけます。神田明神では美しく色づいた桜の葉を広い、大黒様にごあいさつ。結婚式を横目に、キツネ、ウサギ、マグロ、トビウオ…境内のあちこちにいる動物たちを発見しました。民俗学の研究者としての顔も持つケビンさんは、日本の神話から宗教のお話…日本人でも知らないお話をパパやママに向けてもお話くださいました。儒教の寺院である湯島聖堂では、儒教の聖木とされる立派なカイノキをはじめ、さまざまな樹木に出会いました。なかでも漢方の祖「神農」ゆかりのお茶の木は、花の開花シーズンで小さいけれど美しい花が咲かせていました。
ネイチャーウォークから戻ると、ウォーキング中に拾ってきた落ち葉や実を象ってドローイング。本物をよく観察しながら、子どもたちは今日の思い出とともに葉っぱに色をつけていきます。パパやママもケビンさんの植物の塗り絵に挑戦です。色とりどりに紅葉した葉は、本当に美しい。子どもたちの絵もカラフルで素敵なものに仕上がりました。
そして工作が終わると、足の計測とあしうら体操。お子さまの足の成長と靴がどれだけ重要か、スイッシーズの谷川さんのお話です。あしうら体操でも元気いっぱいの子どもたち。目をつぶって片足立ちをしたり、足で物をつかんだり…。ネイチャーウォーク、工作、そしてあしうら体操と、頭とからだにたくさんの刺激を与えた充実したプログラムになりました。
今回、プログラムにご参加できなかったみなさまに、ケビンさんからメッセージをいただきました。都会でも私たちのまわりにはたくさんの自然が息づいています。ちょっと視点を変えてみると、本当にたくさんの驚きや発見があります。ケビンさんからのメッセージを聞き、自然の声に耳を傾けてみてください。そしてこれまで気がつかなかったたくさんの不思議に親子で出会っていただけたらと思います。

ワークショップの写真は、マンモススクールのfacebookページにアップされています。